ジスロマック|クラミジア治療に最も効果がある抗生物質

ジスロマックは代表的なクラミジア治療薬

ジスロマックはクラミジア治療薬として最も有効な抗生物質(抗菌薬)です。副作用が少なく、妊婦やお子様でも安心して飲めるお薬となっています。クラミジア菌だけでなく、幅広い細菌に対して優れた抗菌効果があり、同時に炎症を治療する効果もあります。まれに副作用として下痢の症状が現れる事がありますが、整腸剤を一緒に飲むことで下痢を抑えられます。効果の持続時間が長く、クラミジア治療においては1回の服用で済みます。胃腸が弱い人には、より副作用のリスクの低い3日に分けて少しずつ飲む方法が用いられます。ただし注意すべき点として3日に分けた場合、効果の有無にかかわらず最後まで服用しなければなりません。もし服用途中で症状が治ったとしても、菌が死滅したわけではないのです。中途半端な量で服用を終わらせてしまうと、クラミジアが治らない上に耐性菌ができる恐れがあります。
ジスロマックは副作用を対処しつつ、しっかりと飲みきってクラミジア菌をしっかり退治する事が大切です。

ジスロマックとは

ジスロマックは、クラミジアの治療で第一選択薬として処方されている抗生物質(抗菌薬)です。ジスロマックの主成分であるアジスロマイシンは、マクロライド系抗生物質という部類に入るお薬です。アジスロマイシンはアメリカの製薬会社であるファイザー社によって開発され、1991年にジスロマックとして販売されました。国内では2000年に承認され、数多くのジェネリック医薬品も販売されています。ジスロマックは抗生物質の中でもアレルギー反応が少なく、ペニシリン系やセフェム系といった他系統の抗生物質に対してアレルギーを持った患者でも服用できます。
ジスロマックは適応症や処方される患者によって、以下のタイプに分かれています。

上記のうち、クラミジア治療に処方されるのはジスロマック錠250mg、ジスロマックSR成人用ドライシロップ2gの2つです。クラミジアの合併症である骨盤内炎症性疾患の患者に対してのみ、ジスロマック点滴静注用500mgとジスロマック錠250mgが併用されます。
ジスロマックのジェネリック医薬品として、国内外で最も知られているお薬にアジーがあります。

ジスロマックの効果と適応症

ジスロマックはクラミジア菌をはじめ、幅広い細菌に対して抗菌効果があります。同時に、患部で起こっている炎症(患部の腫れや痛み、出血、膿)の各症状を治癒します。クラミジア以外の主な適応症には歯周病、副鼻腔炎(蓄膿症)、マイコプラズマ肺炎などがあります。効果は飲んだ当日から出始め、7日間ほど持続します。ただし、細菌の中には、ジスロマックに対する耐性をもっている耐性菌がごくまれに存在します。耐性菌の場合には、ジスロマックが一切効きませんので、他の抗生物質に切り替える必要があります。特にクラミジアはもともと症状が分かりにくい疾患であるため、効果が出ているのか判断がつきにくい場合があります。
そのため、クラミジア治療においては、薬を服用して3~4週間後に必ず検査を行い、クラミジアの完治を確認する必要があるのです。(クラミジア菌が完全に死滅するまで最低3週間はかかると言われています)もし効果が出なかった場合、他の抗生物質に切り替えて再度治療を行っていきます。

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ジスロマックの副作用は主に下痢

ジスロマックの副作用は下痢が最も多く、その他にも嘔吐や腹痛といった胃腸障害が中心となって現れます。特に1回の服用量が多いジスロマックSRドライシロップ2gは副作用が出やすく、人によっては激しい腹痛となる事もあります。また、下痢や嘔吐によって、体に残っていた薬の成分が一緒に排泄されてしまい、抗菌効果が薄れてしまう事もあります。副作用の対処法として効果的なのは、ビオフェルミンRやセレキノンといった整腸剤を一緒に飲むことです。下痢さえ注意すれば、あとは比較的軽い副作用(検査値の異常)しかありません。ジスロマックは抗生物質の中でも副作用が少ないお薬で、クラミジア治療においては唯一、妊婦も服用できるお薬となります。

ジスロマックの副作用について詳しくはこちら

ジスロマックの飲み方と注意点

ジスロマックの飲み方は、クラミジア治療とそれ以外で異なります。クラミジアで服用する場合は1回で全ての量を飲みきってしまいます。服用量は錠剤の場合は1,000mgで、ジスロマック錠250mgを1回で4錠飲みます。ジスロマックSRドライシロップ2gの場合は、ボトルに水を入れて薬を溶かし、中のお薬が全て無くなるまで飲みます。 クラミジア以外の治療では、3日に分けて薬を飲みます。1日500mg(ジスロマック錠250mgを2錠)を3日間飲み続けます。こちらの方法は1回で飲む場合に比べて副作用のリスクが少ないとされています。クラミジア治療で副作用が心配な方は、こちらの方法に切り替える事もできます。
注意点として、服用の途中段階で症状が治まったとしても、自己判断で服用をやめてはいけません。症状が治っても、菌が生きている可能性は十分あります。中途半端な服用はクラミジアが完治しないどころか、耐性菌が出来てしまう恐れがあるのです。

ジスロマックの飲み方について詳しくはこちら

ジスロマックは通販で購入可能

ジスロマックは通販で購入することができます。通販と言ってもAmazonや楽天といった国内の通販サービスではなく、薬の個人輸入代行サービスとなります。個人輸入代行サービスは、輸入における税関などのややこしい手続きを全て代行するサービスです。医薬品の輸入は厚生労働大臣の許可が必要となりますが、個人で輸入する場合に限り許可はいりません。つまり薬の個人輸入は法律で認められているものであり、ジスロマック等の処方せん医薬品もこの限りではありません。個人輸入代行サービスは、海外からの発送となるので国内の通販サービスよりも配達までの期間を要しますが、基本的な手順は国内の通販サイトと何ら変わりません。インターネット上で決済を済ませれば、商品がご自宅に配送されます。通販は病院へ行くのに抵抗がある方や、ジスロマックを常備薬として補充しておきたい方に最適です。
当サイトで紹介している個人輸入代行サービス『薬の通販オンライン』では、ジスロマックおよびジェネリック医薬品のアジーを取り扱っています。

ジスロマックより安価なジェネリック

ジスロマックは多くの製薬会社からジェネリック医薬品が販売されていますが、最も名前が知られているのはアジーというお薬です。
アジーはインドの製薬会社であるシプラ社より販売されているジェネリック医薬品です。主成分はジスロマックと同じアジスロマイシンであり、効果もジスロマックと全く同じです。ジェネリック医薬品は開発費用がかからないため、先発医薬品よりも価格を抑えることができます。
薬の通販オンラインで販売している250mg錠1錠あたりの価格比較は以下の通りです。

また、アジーはジスロマックで販売されていない1,000mgの錠剤があります。クラミジア治療で必要とされる量が1錠で事足りるのです。アジーの1,000mgは1錠から販売しているので、必要な分だけ購入する事ができます。

正しく飲んでしっかり完治、が大事

ジスロマックはクラミジア菌を強力に抑えつけるお薬ですが、完全に菌を死滅させない限り、クラミジアはいつまで経っても完治しません。クラミジア菌の死滅を確認するためには、薬を飲んでから3週間後に再び検査を受ける必要があります。ジスロマックは飲み始めてから1週間効果の持続しますが、クラミジア菌が死滅するまでには、3週間以上かかるのです。
ジスロマックは副作用が少ない抗生物質ですが、まれに下痢の症状が見られる事があるので、注意しなければなりません。下痢によって薬の成分が一緒に排泄され、効果が薄まってしまう事もあります。下痢の対処法として整腸剤を一緒に飲むのが有効ですので、医師に相談して処方してもらいましょう。もし服用して症状が治ったとしても、勝手に服用を止めてはいけません。中途半端な服用は菌を全滅させられないどころか、耐性菌ができる原因となってしまうからです。
ジスロマックは必ず処方された薬を全て飲みきり、できるだけ下痢を抑えて菌をしっかり退治する事を心がけましょう。



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