ニゾラールのカンジダへの効果
ニゾラールはカンジダに対して有効な抗真菌薬です。性器カンジダの病原体を殺菌して、性器表面の不快な症状を解消します。
外用薬であるニゾラールクリームは、以下のケースで発症するカンジダ症の治療に最適です。
- 男性の性器カンジダ症
- 外陰部症状が強い女性のカンジダ症
女性の場合は外陰部の痒みや痛みの症状を緩和する補助的な役割で用いられます。帯下の増量・異臭などの症状が強い場合には、ニゾラールクリームのような外用薬に加えて膣錠タイプの薬の併用が必要です。
男性のカンジダによる亀頭包皮炎には、抜群の効果を発揮します。ニゾラールクリームを1日1回患部に塗布するだけで、およそ2週間ほどで完治させることができます。
どうしてニゾラールがカンジダに対して有効なの?
カンジダ症は、真菌(カビ)の一種である"カンジダ菌"を病原菌として発症する病気です。
人間もカンジダ菌も、細胞膜に囲まれた細胞によって、身体が作られている生物です。
ニゾラールは、人間とカンジダ菌の細胞膜の違いを利用して、カンジダ菌の"細胞膜"だけを破壊する効果があるお薬なのです。
人間の細胞膜は主に『コレステロール』で構成されています。
一方、カンジダ菌に限らず、真菌の細胞膜は主に『エルゴステロール』と呼ばれる物質で構成されています。
ニゾラールの有効成分であるケトコナゾールには、このエルゴステロールが作られるのを阻害する作用があるため、人間の細胞膜には何の影響を与える事もなく、カンジダ菌の細胞膜だけを破壊する事ができるのです。
カンジダ治療の際のニゾラールの使い方
ニゾラールクリームの基本的な使い方は、1日1回、2~3週間の継続した塗布です。完治までの期間には個人差がありますので、完全に症状が治まるまでニゾラールクリームを塗り続けてくだい。
患部に塗る際にはニゾラールクリームを指に適量とって、薄く延ばして塗ってください。症状の出ている患部全体を覆うようにして塗り込みましょう。
塗布するタイミングはいつでも構いませんが、清潔な状態にして塗る必要があるので、お風呂上りが最適です。
24時間の間隔を空けて、毎日塗ります。塗り忘れた場合には、気付いた時点ですぐに塗ってください。
ニゾラールの副作用
あくまで軽度なものになりますが、ニゾラールの副作用として以下が挙げられます。
- 刺激感
- 発赤
- 紅斑
- かゆみ
- かぶれ
ニゾラールは用法、用量を守って肌に使えば、副作用が起きることはほとんどありません。 外用薬であるため、皮膚から体内に吸収される成分量が低く、身体全体に影響を及ぼすような重篤な副作用が現れる事はまずありません。
ニゾラールの通販
通販でニゾラールを購入すれば、自宅でカンジダ治療を行えます。
ニゾラールはカンジダ治療の際に病院で処方される処方薬である為、市販はされていません。
ですが、通販を利用すれば病院に通院しなくても自宅で購入ができます。
病院で処方してもらうとなると、診察代や処方代などでお金がかかってしまいますが、通販を利用すればそれらのコストを全てカットする事ができます。
当サイトでは、病院に行く時間が無い人やカンジダの治療費を抑えたいという人でも、安心してニゾラールの通販購入をして頂けます。